プラモデルを掃除する方法とは

プラモデルを掃除する方法とは

プラモデルの掃除は大抵、ホコリを取り除く作業となります。プラモデルをケースに入れずに飾っておくと、どうしてもホコリが溜まってしまいます。そのホコリを取り除くためには、プラモデル専用のブラシを使用しましょう。

モデラーの間では、タミヤ製のモデルクリーニングブラシが使われることが多いです。毛先が長く柔らかいので、表面をなぞるだけで大抵のホコリは落とせます。そして、静電気を除去する働きもあるので、静電気によってホコリが再付着するのを防げます。
もちろん、モデルクリーニングブラシを使わなければならないわけではありません。
毛先が柔らかく、プラスチックを傷つけないものであれば、プラモデルの掃除に使えます。

また、エアダスターを使用するという方法もあります。
細長いノズルから空気を送り出す道具で、ボタンを押すだけで簡単にホコリを吹き飛ばすことが可能です。デリケートなパソコンの掃除に使用するエアダスターが市販されているので、それをプラモデル掃除使いましょう。エアダスターには、電気で動くタイプと、スプレー缶タイプの2通りがあります。
それほど高い頻度で掃除をしないのであれば、リーズナブルなスプレー缶タイプを選んで特に問題はないでしょう。

プラモデルのホコリ掃除をする際には、プラモデルを壊さないように注意しなければいけません。
よって、布製のはたきでまとめてホコリを落としたり、掃除機で吸ったりするのは良くないです。はたきは、プラモデルの尖った部品に引っかかりやすく、その部品を壊してしまう恐れがあります。また、引っかかった結果、プラモデルが落下して壊れることになりかねません。
掃除機は、組み付けが弱い部品を吸い取ってしまうリスクがあります。したがって、まとめて掃除できて楽そうだからといって、はたきや掃除機を使うのではなく、ブラシまたはエアダスターで地道にホコリを落としていきましょう。

飲み物などの汚れが付着して、ブラシやエアダスターで取り除けない場合は、水洗いをするという手もあります。
ただ、水圧でプラモデルを壊さないように、流水で洗うのは避けましょう。溜めた水にプラモデルの部品を浸し、指先や綿棒で汚れを取り除くのが基本です。

汚れている範囲が広くないのであれば、丸洗いをするのではなく、綿棒に水を染み込ませて汚れを取り除くという方法が無難です。